岐阜県は交通基盤が整備され、産業や観光がますます活気を帯び、大交流時代に突入
岸田
ご多忙のところ小誌のインタビューにご対応頂き誠にありがとうございます。
知事
NPO法人ぎふ・プロジェクトネットワークは岐阜の活力のためにご尽力頂けるそうですね。発刊されているこの“genki058”とは?
岸田
県都・岐阜市の市外局番058をタイトルにしました。
知事
なるほど、面白い発想ですね。
岸田
岐阜県はモノづくりの県で本当にいろいろと優れたモノ、ユニークなモノを創出しています。しかし、県外での認知度は低いようです。ですから、岐阜のモノづくりの素晴らしさを県外の方に印刷物・インターネット・映像などを通じてもっと知って頂こうと思い発足しました。この雑誌もその一環として発刊しています。
知事
それはぜひ広めてほしいですね。
岸田
では、早速質問ですが…。大交流時代の中心的な事業として、ひだ・みのじまんプロジェクトを展開されるそうですが、これはどのような発想・方針から生まれ、どう取り組まれるのですか。
知事
岐阜県は交流の基盤が急速に整いつつあります。一つは交通機関です。セントレア空港の開港、東海環状自動車道東廻り区間の開通や中部縦貫自動車道の整備です。特に東海環状自動車道の沿線では工業団地が大変魅力的なものになって活性しつつあります。東海北陸自動車道も飛騨トンネルが19年度末に開通すると富山-名古屋間の時間がグッと縮まります。安房トンネルはすでに抜けていますし、岐阜県は交通の要衝としてさまざまな可能性が拡がっているのです。
今や岐阜県は全国でも有数の企業誘致が進んでいる県です。また、団塊の世代が職場からリタイアする時代に突入し、旅好き、故郷志向の高い彼らの全く新しい動きは、岐阜県にとって大きな交流の起爆剤になると思います。さらに、平成24年には岐阜国体の開催を予定しています。国体は単なるスポーツとして選手だけが主体になればよいということではなく、健康づくり、まちづくり、地域づくりという観点で、地域の魅力を発信していく機会にしたいと思い、平成19年度よりその本格的な準備に着手します。

そして、JRが昭和53年から始めた3カ月毎の“デスティネーションキャンペーン”が28年ぶりに岐阜県に廻ってきています。10月から12月です。“いい旅、ふた旅、ぎふの旅”というキャッチフレーズで、観光面でも積極的な取り組みを行っています。前回は高山ブームのきっかけとなりましたが、今回も岐阜の良さ・魅力を発信して、“大交流時代”の幕開けにしたいと思います。だから、県民の皆さんが参加しやすいように、おらが村・街の自慢を発信しようということで“ひだ・みのじまんプロジェクト”を立ち上げたわけです。